テレアポを始めたばかりの頃、「断られてるのにまだ話すなんて、図々しいのでは?」と、トークスクリプト通りに粘る自分にモヤモヤしていたことを、今でもよく覚えています。
一方的にしゃべってしまったり、勝手に日程を提案したりするのがとても苦手で、「それって非常識じゃないの…?」と、毎回ドキドキしながら電話を切っていました。
でもそれは、トークスクリプトの“意味”を理解しないまま、ただ読んでいたからだったのです。
テレアポを続けるうちに見えてきたのは、「断られたら終わり」ではない、という事実。
今回は、そんな経験から得た学びを元に、「断られたあとの一言」がぐっと自然に言える“切り返しトーク”のテンプレをまとめました。初心者さんにこそ使ってみてほしい内容です。
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断られても、話はここから。押し売りではなく“提案”で返す
最初の頃は、「もう結構です」と言われたらすぐに「失礼しました」と電話を切っていました。でも、ある日ふと気づいたのです。
断る理由って、「本当に興味がない」だけではないんですよね。
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たまたま今、忙しいだけかもしれない
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内容が伝わり切っていないかもしれない
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決裁者が不在なだけかもしれない
つまり、「本当に断りたいわけではない」ケースがあるということ。
私自身も、誰かに「この日空いてる?」と突然聞かれたら、たいてい「ごめん、その日予定入ってて…」と答えます。だからこそ、日程を“こちらから2択で”提案したり、断られたときに“別日の候補を投げる”ことが大切なんだと学びました。
切り返しトークの鉄則は「迷わせない・任せきらない」
以下は、断られたあとによく使う切り返しトークのテンプレ集です。言い回しを工夫するだけで、相手の反応は驚くほど変わります。
💬テンプレ① 来週は忙しいと言われたときの切り返し

ポイント:
本当に忙しいのか、断る為に忙しいと言ったのかを探る一言。本当に忙しければ、ここでアポが取れます。
🪧参考:
▶【保存版】再架電で使える!テレアポのトークテンプレ集
💬テンプレ② 話途中で興味ないと言われたときの切り返し

ポイント:
最初の“ありがとうございます”で相手の発言を否定しない。悩みを聞き出して「話を聞いてみたい」と思わせるのがコツ。相手に聞きたいと思わせたらアポに近づきます。
💬テンプレ③「担当がいない」と言われたときの切り返し

ポイント:
担当者不在の断り文句に対しても、丁寧に“再架電の約束”を取りに行く姿勢が大事。
💬テンプレ④ 忙しいと即切りされそうな空気のとき

ポイント:
忙しいと言っているのに話を続けるのは失礼にあたる。断り文句でなく本当に忙しかった場合は、部署名と名前を教えてくれるので日を改めて架電する。
切り返しは「しつこさ」ではない。相手にとって“決めやすい”工夫です
以前の私は、「しつこく聞くこと=相手に嫌われる行為」だと思っていました。
でも今は、「迷っている相手に、決めやすい形で選択肢を渡すこと」こそ、プロの仕事だと感じています。
たとえば、「いつでも大丈夫です」と言われるより、「火曜と木曜なら、どちらがご都合いいですか?」と聞かれた方が、こちらも返事しやすいですよね。
まとめ:切り返し力は“理解して話す”ことで身につく
「なぜこのトークをするのか?」を理解すると、言葉が自然に出るようになります。
ただスクリプトを読むのではなく、「相手の立場になって考える」。
それが、切り返しの基本であり、テレアポの本質かもしれません。
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