テレアポで「アポが取れない…」「断られて終わった…」そんな日もありますよね。でも実は、“1回目で終わらせない”ことが、アポ率を上げる最大のコツだったりします。
私は6年以上、複数のコールセンターでテレアポ業務に携わってきましたが、アポが取れる人の共通点は“再架電がうまい”ことです。
しかもこのテクニック、スタッフだけでなく、社員や営業担当、さらには「アポが取れるチームを育てたい」と考える会社側にとっても非常に有益な方法です。
今回は、私が実践して効果を実感した「再架電の具体的な流れ」と「押さえるべきポイント」をご紹介します。
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アポを取る為に再架電が効果的な理由
初めてのテレアポで、こんなお願いをしますよね。


でもこれ、相手からすれば突然の電話で“時間を奪われる”行為。
急に電話をしてきて一方的に話してくると思ったら、日時指定で訪問したいなんて。。。ほとんどの人が「初対面で図々しい」と感じて、断ると思います。
つまり、1回目で断られるのは当たり前。問題はその後どう動くかなんです。
アポ率が上がるテレアポの極意「再架電」の流れ
パターン①:受付対応が良く、担当者が不在だった場合


など、具体的な理由をつけて断られた場合。
✅そのまま切らないで!
担当者が不在と言われたら、こんな風に聞いてみましょう。


ここで再架電のタイミングを“受付から情報収集”するのがポイント。
▶ 次回、担当者がいる時間に合わせて架電=会話できる可能性アップ!
パターン②:担当者と話せたけど「今は忙しい」と断られた場合
担当者に繋がり最後まで話を聞いてくれたが、日時を伝えたところ忙しいと断られた場合。
これは再アプローチのチャンスです!以下のように粘ってみましょう。
ステップ1:


▶ NG…
ステップ2:


▶ またNG…
ステップ3:


▶と言われたら

ここまで来たら、具体的な日程を押さえて“仮アポ”にするのがコツです。

と言われたら、

と、日程を決めてしまいましょう。
日程が決められなかったら
仮で日程が決められなかった時は、それ以上はしつこくしません。


と、記憶に残る様自身の名前を最後に伝えて、明るく電話を切りましょう。
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「しつこい」じゃなく「親切」でアポに近づく
一見しつこく見えるこのやり方。でも、実際の再架電でこんな会話をしています:
📞【1回目の電話】(日程が決められなかったらの続き)
最後に自身の名前を名乗り、相手の部署名と名前を聞き出して切電。終了。
📞【翌月の再架電】
受付に対しては、

と取引先のように自然に話せば即、担当者に繋がります。
担当者に繋がった後は、



→ “以前の会話がベース”なので、一気に親近感が出ます。
2度目の電話なので、「久しぶりです!」という感じを出して、即日程を切りましょう。
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テレアポ再架電のポイントまとめ
状況 | 次にするべきこと | 成功率UPの理由 |
---|---|---|
担当者不在 | 出勤日・時間帯を受付に聞く | 話せる確率を上げられる |
忙しいと断られる | 来週→再来週→来月と粘る | 本当に多忙な場合が多い |
アポが取れなかった | 相手の名前を確認。来月再架電 | 信頼感UP+覚えてもらえる |
アポが取れない時こそ「再架電」で差がつく
テレアポは宝探しに似ています。
たまたま「良い人」に当たるか、は本当に運。でも、再架電を繰り返して“良いタイミング”で再接触できるのもまた、アポ力。
しかも、この再架電の積み重ねは、
-
国語力
-
営業力
-
人との距離の詰め方
-
話し方の工夫
…すべてのスキルを底上げしてくれます。
一見しつこいように見えますが、私は一方的に話さず担当者様と会話をしているから長く会話が出来ているだけなんです。
「どうですか?」と聞いたら相手が答えるまで焦らず黙って聞く。忙しいという答えが全部出てから「では、来週は。。」と、ただ会話を続けているだけなんです。
私自身、この経験がブログ運営やライティングにも役立っています。
最後に:会社ぐるみで“再架電”文化を育てよう
「アポが取れないのは努力不足」と叱責するより、“再架電で関係を築く”という視点を持つスタッフの方が、結果的に数字は伸びると感じています。
会社全体でこの姿勢を応援すれば、スタッフも社員も働きやすくなり、結果として離職率も下がります。
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