テレアポのコツ・対応術

テレアポは商品より“人”で取れる|私がアポをもらえた理由と3タイプの顧客対応術

2025年5月31日

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テレアポ、コールセンター、アポを取る方法。架電、コツ。経験者

てれ アポ美

コールセンター勤務6年目。
40代主婦が現場からテレアポのリアルをお伝えしていきます。

テレアポの仕事って、知らない人に突然電話して、商品の話をして、訪問の約束を取りつける。

改めて考えても、なかなか“非常識な仕事”だと思うんです。

しかもこちらは一方的に話して、「〇日の〇時、空いてますか?」とグイグイ進める。

よく考えたら、怪しまれても仕方ないですよね。

でも、それでも訪問を承諾してくれる人がいます。

私が5年以上テレアポを続けてきた中でわかったのは、テレアポは「商品」より「人」で取れることが圧倒的に多いということです。


相手の心を動かすのは「人柄の出る話し方」

私はBtoBのテレアポをしていて、企業の担当者へアポイントを取るのが仕事です。

商品の魅力を伝えたつもりでも、トークだけでアポが取れるわけではありません。

実際、私の感覚では取れたアポの担当者はこんな割合です:

 

  • 最後まで話を聞いてくれる優しい人:7割
  • 商品に興味を持ってくれる人:2割
  • 何度も断っていたけど、会話で少しずつ心を開いてくれる人:1割

 

特に多いのが1つ目のパターン。

電話に出てくれた担当者がいい人で、「話を聞いてあげよう」という優しさで最後まで聞いてくれる方。

2つめ、3つめは「この人の話なら聞いてみようかな」と思ってもらえる“人柄フィルター”を通過できるかが、とても大事なんです。

※商材によっては割合はかなり変わると思いますが、とれるアポはこの3種類に分かれると思います。


アポが取れる「3タイプの相手」と私の対応法

テレアポ、コールセンター、アポを取る方法。架電、コツ。経験者

① 誰でも取れる“優しい人”(約7割)

このタイプは、スクリプト通りに読めば取れます。

だから新人さんでも、数をかけていれば必ずアポが取れます。

ポイントは、相手の話を遮らないこと

優しい人って、こちらの言葉をちゃんと聞いてくれます。だからこそ、信頼を裏切らないよう、雑な対応はNGです。


② 商品に関心がある“即戦力客”(約2割)

「ちょうどその件で困ってたんですよ」と食いついてくれるタイプです。

この場合は、こちらが説明をしすぎない方がうまくいきます。

「お電話では伝えきれない部分もあるので、資料を見ながらお話させてください」

これだけでスッとアポが取れることが多いです。


③ 疑い深くて慎重。でも、話せば分かる人(約1割)

最初は「その日は無理です」「今は忙しいです」と断られるのですが、

ここで会話をやめないことがカギです。

例として、こんなやり取りをしたことがあります:

私:「今週が無理であれば、、、では来週はどうでしょうか?」

相手:「来週も忙しくて」

私:「そうなんですね、大変な中お電話出てくださってありがとうございます」

相手:「いやいや、そんな。大丈夫ですよ」

私:「では来月、少し落ち着いたころにまたお電話差し上げてもいいでしょうか?」

この“少しの雑談+共感”で、次回のチャンスを得られることがあります。

数週間後にリコールした際、「あぁ、あの時の人ね」と覚えていてくれて、今度は普通に会話ができ、アポをもらえたこともあります。

 


 

雑談はテクニックじゃなく、信頼の入口

「テレアポで雑談なんてできません」という声もよく聞きますが、私自身、最初から雑談上手だったわけではありません。

意識していたのは、「この人も仕事中に出てくれている」ことへの敬意と感謝を言葉にすることです。

「お忙しい中ありがとうございます」

「今、何か作業中でしたか?」

「お手数おかけしてすみません」

こういった“ちょっとした一言”が、相手の警戒をゆるめます。

そしてもうひとつ大事にしていたのが、相手の名前をきちんと呼ぶことです。

たとえば、相手が名乗ってくれた場合には、あえて数回名前を呼ぶようにしています。

  • 日時確認のとき:「山田様、○月○日(水)でよろしいでしょうか?

  • 電話を終えるとき:「本日はありがとうございました、山田様

たったそれだけのことでも、「あ、この人ちゃんと話を聞いてくれてるな」という印象を持ってもらえます。

もちろん、意図的に多用しすぎるのは逆効果ですが、自然に名前を挟むだけで、相手との距離が少し近づいたように感じられます。

 

 

テレアポ初心者さんへ伝えたいこと

テレアポ、コールセンター、アポを取る方法。架電、コツ。経験者

テレアポは、知らない人に電話して、商品の話をして、訪問の約束をお願いするという、ある意味“無茶な仕事”です。

だからこそ、取れなくて当たり前。でも、どこかに「いい人」が必ずいます。

そして慣れてきたら、スクリプトだけに頼らず「聞く」「共感する」「笑わせる」ことも少しずつ意識してみてください。

アポが取れる瞬間は、“人と人が通じ合った時”にやってきます。それが、テレアポという仕事の一番面白いところだと思っています。


まとめ|テレアポは“信頼の会話”ができた時に光る

テレアポは、「商品」ではなく「人」で動くことが多いです。

優しい人が相手だったり、会話を大事にした結果だったり。

もし今、アポが取れずに悩んでいる方がいたら、「いい人に当たるまで架けよう」と思ってみてください。

そして慣れてきたら、「会話をしてみよう」と。

それだけで、結果が変わってくると思います。

 

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