「えっ、何この沈黙…」
電話越しの“無言”って、なんだか自分が悪いことをしたような気持ちになりますよね。特に顔の見えないテレアポでは、相手の反応がないと不安になって、つい一方的にしゃべりすぎたり、逆にこちらも黙ってしまったり…。
今回は、テレアポの現場でよくある「沈黙の5秒」について、乗り越え方と心構えをお伝えします。
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沈黙が怖い…それは「顔が見えない電話」ならではの不安
テレアポでは、相手の表情が見えない分、ちょっとした沈黙にも敏感になります。
「嫌がられたのかな?」「失礼なことを言った?」と、つい自分を責めてしまうこともあるかもしれません。ですが、沈黙=拒絶ではないことも多いんです。
沈黙が生まれる理由はさまざま。実はその時間、相手はちゃんと考えてくれているかもしれません。
「沈黙の5秒」は待ってOK!相手は確認中かもしれません
たとえば、日程調整の話をしているとき。相手がカレンダーを見たり、手元のスケジュールを確認していたりすることがあります。
そんなときに、こちらが焦って話し続けると、かえって相手の思考の邪魔になってしまうことも。
目安は“5秒程度の沈黙”なら、黙って待つ。
「今、考えてくださっている時間だな」と思って、安心して間を取ってみましょう。
こちらも黙りすぎた?そんなときの一言フォロー
とはいえ、いざ沈黙が続くと「こちらも何か言ったほうがよかった?」と不安になりますよね。
そんなときは、相手を責めない優しい言葉でフォローしてみてください。
たとえば:
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「少しお待ちしてしまいました、失礼しました」
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「お声が届いていないかもしれないと思いまして、念のためご確認です」
こうした言葉なら、相手の反応を促しつつ、自然に会話を再開できます。
無理に話題をねじ込むより、“確認のひと言”の方が効果的なことも多いです。
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10秒以上の無言…切るのを待たれている場合も
沈黙があまりにも長く続く、たとえば10秒以上も反応がない場合は、別のパターンも考えられます。
たとえば:
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受話器を置いて、こちらから切るのを待っている
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スピーカーにして無反応、放置されている
こうした場合、これ以上話しても相手に届かないことがあります。
その際は、以下のように伝えて終話に進みましょう。

もし届いていないようでしたら、いったん切らせていただきますね」
丁寧に確認して、静かに終了する。
それも、テレアポでは大切な対応力です。
「黙らないと怖い」→「待てる方が信頼される」へ意識を変える
話し続けること=親切、と思いがちですが、実は“待てるオペレーター”の方が、落ち着きがあって信頼されやすいんです。
沈黙を恐れすぎず、「今は相手の時間」と思えると、気持ちが少し楽になります。
相手のペースに合わせることで、押しつけ感のない自然な会話が生まれやすくなりますよ。
まとめ|沈黙は怖くない、むしろ武器にもなる
沈黙は悪いことではありません。
むしろ「考える時間を渡している」「相手を尊重している」サインにもなります。
焦って話しすぎず、でも必要な確認は丁寧に。
テレアポにおいて沈黙を味方につけられたら、ぐっとやりやすくなります。
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