テレアポ初心者の頃、何より困ったのが「返しトーク」でした。
トークスクリプトはあるけど、相手の言葉は想定外ばかり。詰まって黙ってしまったり、「すみません、わかりません」と答えて終わってしまったことも……。
でも、そんな私が続けられたのは、「メモ」と「学び」の力でした。
この記事では、テレアポ歴6年の私が実践している「返しトークの作り方」と「覚え方」のコツを紹介します。
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1. 自分で考えなくていい、アポが取れている人の真似をする
「どう返したらいいか、すぐに出てこない」
これ、多くの初心者がつまずくポイントです。でも、最初から自分の言葉で話そうとしなくて大丈夫。
むしろ、上司や先輩が実際に返していた言い回しを“そのまま真似する”ほうが、テレアポでは早く上達できます。
2. メモの取り方:聞いた“言い回し”は必ず残す
テレアポ中、隣の席の先輩がスマートに切り返しているのを聞いて、真似したいと思ったらメモっておいて、後から聞いて教えてもらう。
たとえばこんな感じです:


お客様「今、忙しいんだけど」
先輩の返し「かしこまりました。では、〇日の〇時頃に改めてお電話差し上げてもよろしいでしょうか?」


このやりとりをノートに書き写しておく。
そうすると、だんだんと“自分の言葉”のように使えるようになります。
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3. よくある質問や断り文句は「テンプレ化」する
以下は、私が実際にメモしていた返しテンプレの一部です。
お客様「資料を送っておいて」
返し:
ありがとうございます。資料だけですと分かりづらいので、ZOOMの画面で資料を共有しながら2,30分程度お話させていただけたらと思うので、来週〇曜日の〇時辺りはいかがでしょうか?
受付「担当が不在です」
返し:
かしこまりました。ご担当者様は午前と午後、どちらの方がお電話繋がりやすいでしょうか。
このように返しをストックしておけば、困ったときもすぐ取り出せます。
4. 3ヶ月後には“自分の言葉”に育っている
この方法を続けていくと、最初は「借り物の言葉」だったものが、徐々に自分の感覚と馴染んできます。
口をついて出るようになると、自然に話せる安心感が出て、焦らず対応できるように。そして、「あ、今ちょっと噛んだけどちゃんと伝わった」と思える瞬間が増えてくるんです。
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最後に:悩んでいるのは、あなただけじゃない
テレアポは、慣れるまでがしんどい仕事です。
でも、分からなかったことはメモして、上手な人の言葉を再現する。それを続けていけば、自然と“自分の言葉”が育っていきます。
「返しトーク」で悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
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