「何の件でしょうか?」にうまく答えられなくて、受付で止められてしまった…。
そんな経験、テレアポをしていると一度はありますよね。
特に、企業向けの架電では、受付の方がしっかりしていて、担当者に繋ぐかどうかを判断する“最初の関門”になっています。
この記事では、受付突破の確率を上げるための伝え方テンプレートをシーン別にご紹介します。
「もう少し詳しく教えていただけますか?」と聞かれても焦らず対応できるよう、事前に自分のトークを整えておきましょう。
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✅ 受付突破のために意識したい4つの考え方
テレアポ初心者の方ほど、受付での会話を軽視しがちですが、実はここがとても重要です。
まずは、受付対応で「何の件ですか?」と聞かれた時に意識したい4つの考え方からご紹介します。
1. 誤魔化すと余計怪しく見えるので誠実に答える
怪しんで「何の件ですか?」と聞かれた場合、営業電話であることをごまかしても、受付の方には見抜かれてしまいます。
また、不誠実な印象を与えると、初めはただ担当者に取り次ぐために内容を聞いた受付も「怪しい会社」として警戒し、担当者に繋いでくれなくなる可能性も出てきます。
2. 協力してもらう視点を持つ
受付の方は、担当者に取り次ぐ責任があります。
「どう伝えればいいか?」と困らせないよう、こちらから“相手が伝えやすい情報”を用意しておくことが大切です。
3. トークの“目的”を明確にしておく
資料送付、情報交換、名刺交換など、何のために電話したのかをはっきりさせましょう。
あいまいな表現は、「結局何が目的なの?」という不信感に繋がってしまいます。
4. 長々と話さず完結に伝える
受付の方に対して営業トークを長々と話すと、「これは営業電話で不要だ」と判断されてしまいます。
嘘はつかず、あくまでも簡潔に。「自分(受付)ではなく、担当者が判断する内容だから取り次ごう。」と思ってもらう事が目的です。
✅ 「何の件ですか?」と聞かれたときの答え方テンプレ集
ここからは、実際に私がテレアポで使ってきたトーク例をもとに、すぐに使えるテンプレートをご紹介します。
ご自身の商材や業種に合わせて、アレンジしてみてください。
① 王道パターン(企業訪問・名刺交換希望)

「伝えたい事」と言われることで、担当者に取り次いだ方が良いと思ってもらえます。取り次ぐ際も「○○の件だそうです。」と担当者に伝えやすいのも特徴。基本の受付トークです。
② 専門の担当者向けのトーク

担当者でなければ対応できないような商材の場合は、情報交換と伝えると(専門的な話は理解できない)と受付の方が思い、担当者へ取り次いでくれることもあります。
③ 業界全体への案内という体裁を取る場合

他の同業他社へも連絡がいっているんだと安心感を持ち、担当者に取り次いだ方が良いと判断されるトークです。
ある程度有名な商材であれば、サービス名を初めから名乗れば直ぐに取り次いでもらえます。
④ 担当者名が不明なときの切り出し方

これはもう、ハッキリ言うしかないです。こちら営業電話を取り次がない為に聞かれることが多く「名前の分からないお電話はお繋ぎできない決まりとなっております。」と断られることがほとんど。
しょうがないです。
✅ やってはいけない!受付でNGになりやすい伝え方
受付の方に不審に思われやすいトーク例も、押さえておきましょう。
× 「ちょっとしたご連絡で…」
→ あいまいな表現は、逆に“営業感”が強くなります。
× 「詳細は担当者様に直接お伝えします」
→ 担当者を通さないと話せないのは、警戒されやすいです。
× 社名やサービス名を出さない
→ 「情報を隠している」と感じられると、一発アウト。
今は会社名を検索される時代。電話しながらPCで調べられる方もいます。(後ろでカタカタ音がしたり、会話が途切れるので分かる)
ごまかすより、正直に伝える方が結果的にアポ率は上がります。
✅ まとめ:テンプレを持っておくことで、受付対応に自信がつく
「何の件ですか?」と聞かれたとき、あらかじめいくつか答えの型”を用意しておくことが、受付突破のカギです。
テンプレに自分の言葉を少し足すことで、自然で信頼感のあるトークが完成します。
商材によって多少言い回しは変わりますが、“誠実さ”と“目的の明確さ”を忘れなければ、受付の方も協力してくれることが多くなりますよ。
✅ 受付突破のリアル体験談はこちらで読めます
私の実体験をもとに、「何の件ですか?」へのリアルな対応をまとめた記事も公開中です。
▶ 何の件ですか?に詰まらない!テレアポ受付突破のリアルな伝え方