テレアポをしていると、ごくまれに「話が終わらないお客様」に出会うことがあります。丁寧に聞くことも大切ですが、1件に時間をかけすぎると全体の架電数が減ってしまい、成果にも影響が出てしまいますよね。
今回は、話が長くなりがちなお客様にどう対応するか、「失礼にならない切り上げ方」や「再提案で上手に終わらせる方法」など、私の実体験を交えてご紹介します。
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「このままずっと話が終わらないかも…」と思ったこと、ありますか?
実際にあった例をご紹介します。 ある日、「ちょっとだけお話聞きますよ」と言ってくださったお客様が、気づけば20分近く話し続けていました。内容は商品の話から趣味の話、はては天気のことまで…。
最初は相手に興味を持ってもらえていると思い、うれしかったのですが、だんだん他のリストが気になり始め、「どうやって終わらせよう…」と焦りが出てきました。
なぜ話が長くなってしまうのか?相手の心理を考える
話が長くなる方には、以下のような心理がある場合があります:
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電話が久しぶりで、誰かと話したい気持ちが強い
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自分の知識を伝えたい、教えたい気持ちがある
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悪い人ではないが、話し好きな性格
実はこうした方は「興味がある」サインでもあります。 とはいえ、全部を聞いていては時間が足りないのも事実です。
丁寧に切り上げるための3つのステップ
①「すいません、私話し過ぎてしまったようで。。」
まだまだ長くなりそうだ、と感じたら、こちらが長く話してしまった事にして謝る。

これは受付突破にも使えるテクニックです。 → 受付突破が一番の壁!テレアポで“担当者につながらない”ときの対処法
②「よろしければ訪問してお話しできたらと思うのですが」
話したい人なので、そのままの流れでアポを取ります。

迷っている方にも使えるトークとして覚えておくと便利です。 → 【保存版】テレアポあるあるNGワード集:こう言い換えると伝わる!
話好きな人はには「直接会って話したい」とクロージングする
長々話してアポが取れなかったら、時間が無駄になってしまいます。
相手が満足するまで話してしまうとアポに繋がらない可能性が高くなるので、こちらから「直接お会いしてお話ができたら~」とクロージングをしましょう。
そこで「でもお姉さんでは無くて営業担当がくるんでしょ?」と言われることもあります。その時は、
「そうです!ただ、それで接点を持つことが出来たら、またお話する機会もあるかもしれませんよね。」と明るく流して下さい。
まとめ:切り上げトークも「型」を持てば怖くない
テレアポでは、思わぬ方向に会話が進むこともよくあります。 でも“どう終わらせるか”のパターンを持っていれば、焦らずに済みます。
話が長い=悪ではなく、「相手との関係構築が進んでいる証拠」でもあると捉え、 そのうえで“アポクロージング”につながる一言を持っておくと、テレアポがずっとラクになりますよ。
→ 他にも、「一方的に断られる場合」の切り返しはこちら テレアポで即日退職した人たちの理由と傾向