テレアポで受付を突破し、担当者にやっとつながった。
「今は特に必要ないですね」と言われたとき、あなたならどう返しますか?
ここで引くか、粘るか――。
その判断ひとつでアポ率は大きく変わります。
本記事では、コールセンターでテレアポ業務を経験6年経験してきた筆者が、「今は必要ない」と言われた際に粘ってアポを取るためのトーク術と、引いた方が良いケースの見極め方を紹介します。
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テレアポトーク:担当者「今は必要ない=絶対いらない」ではない
「今は必要ない」は、裏を返せば“将来的には検討の余地がある”という意味でもあります。
実際に、私自身もこの言葉からアポを獲得した経験は数え切れません。
【重要】「今すぐじゃないけど、いずれ」の心理に刺さる一言
ここで効果的なのが、以下のような“ハードルを下げるトーク”です。

もし○○(商材)に課題が出た際、弊社のことを思い出していただけたらと思いまして…」
この一言で、「契約させられるかも」という警戒心が薄まり、「名刺交換くらいなら…」という気持ちに変わるお客様も多いのです。
テレアポトーク担当者:押してOKな「今は必要ない」の見極め方
「急いでいる」わけではなさそうな時
-
話を最後まで聞いてくれる
-
声に余裕がある
-
忙しいからNGとは言っていない
こうした状況では、「今はいらない=今すぐじゃないだけ」の可能性が高いです。
ここで有効なのが、以下のようなフレーズです。

契約に直結する場ではないことを強調することで、会うことへの抵抗感を下げられます。
「今は必要ない」と言われた直後にするべき質問
アポを取れるかどうかのカギは、“必要ない理由”の深掘りにあります。
例えば:


ここで会話が続くようなら、興味がゼロというわけではありません。
“今すぐじゃないだけ”という温度感なら、訪問の提案は十分に可能です。
テレアポトーク担当者:絶対に引いた方が良い「本当に興味がない」ケース
逆に、「これは引いた方が良いな」と感じるのは以下のような時です。
-
「一切興味ありません」
-
「うちは結構ですので」
-
「二度と電話してこないでください」
この場合、無理に粘ると逆効果。
せっかく担当者と話せたのに、会社ごとブラックリストに載ってしまうこともあります。

このように、丁寧に・潔く引く言葉を選びましょう。
テレアポでの“粘り方”と“引き際”は、信頼の分かれ道
「押す・引く」の判断を誤ると、アポどころか企業イメージまで損なってしまうのがテレアポの難しいところです。
相手の反応 | 粘ってよい | 引くべき |
---|---|---|
今は必要ない(時間はある) | ◎ | ー |
話を最後まで聞いてくれた | ◎ | ー |
興味がまったくない | ー | ◎ |
忙しいから無理 | △(後日提案) | ◎(一旦引く) |
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まとめ|“今じゃない”をチャンスに変えるテレアポ粘りの技術
「今は必要ない」という言葉に対して、
すぐにあきらめるのではなく、“まだ可能性がある”と捉えて対応すること。
そして、
-
相手の心理的ハードルを下げるトーク
-
「会うだけならOK」と思わせる提案
-
無理に押さず、信頼を残す引き方
この3つができれば、アポ率も自然と上がっていきます。
「今は不要」から始まったアポが、
のちの大きな受注につながった――そんな経験を持つ営業は、実はとても多いのです。
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