テレアポは「心の仕事」です。
商品やサービスを売る前に、“相手の心を動かす”ことが求められます。
でも実際は、
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断られるのがこわい
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会話が続かない
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何を話しても響かない
そんなふうに悩むこと、ありませんか?
じつはそれ、心理学の知識があるだけで、グッと改善できるんです。
今回は、現役テレアポ経験者の視点から「テレアポに役立つ心理学本4冊」を厳選してご紹介します。
どれも実践に落とし込みやすく、トークにすぐ活かせる内容ばかり。思わず読みたくなる1冊が見つかるはずです。
目次:タップで飛べます
『セルフ・マインド・マネジメント』濱田恭子
真面目で疲れやすいあなたにこそ読んでほしい
「相手の感情に振り回されて、電話が終わるたびにどっと疲れる」
「断られるたびに落ち込んでしまう」
──そんなテレアポスタッフさんにこそ、この本が効きます。
本書は、真面目でがんばりすぎてしまう人のための“こころの整え方”ガイド。
いっぱいいっぱいになりがちな思考を、やさしくほぐしてくれます。
使えるポイント:
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相手の反応に一喜一憂しすぎない思考法
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「完璧じゃなくて大丈夫」と思えるようになるセルフトーク
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落ち込みから立ち直る力(レジリエンス)
テレアポは感情労働でもあります。
まずは自分自身を、いたわることからはじめましょう。
『図解 影響力の心理学』中野明
“YES”を引き出す心理テクニックを網羅的に学べる
説得力を高めたいなら、まさに必読の一冊。
心理実験に裏付けられた“影響力の法則”が、図解でわかりやすくまとめられています。
たとえば──
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返報性の法則:「先にこちらが与える」ことで相手も譲歩しやすくなる
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一貫性の原理:「YES」を一度もらえば次も断りにくくなる
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社会的証明:「みんな使ってます」で信頼感を得る
これらの技術は、まさにテレアポで使う“トークの設計図”。
読みながら、「これ、そのまま使える!」と思うフレーズが満載です。
『図解 眠れなくなるほど面白い認知バイアス』高橋昌一郎
人は“理屈”より“思い込み”で動く!
お客様があなたの話を聞かないのは、理屈が通ってないからではなく、先入観のせいかもしれません。
この本は、人間の“考え方のクセ(バイアス)”を図解で解説。
「相手はなぜ、そのように判断するのか?」がスッキリ理解できます。
活かせる場面:
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商品説明がなぜ伝わらないのか、心理的理由が見える
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相手の“誤解”に気づき、うまくリフレーミングできる
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バイアスを逆手にとって、より響く言葉を選べる
読むだけで、「なるほど!」が止まらない。トークの深みが変わります。
『「沈黙」の会話力』谷原誠
“言葉にしない力”が、テレアポを変える
「沈黙がこわい」──テレアポをしていると、多くの人がそう感じます。
でも実は、“間”こそが武器になることを教えてくれるのがこの本。
著者は弁護士。人を納得させる“話し方”のプロです。
テレアポに効くエッセンス:
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話しすぎず、相手の“思考の余白”を残す
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あえて間を取ることで、説得力が増す
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相手に「この人、できるな」と思わせる余裕の見せ方
沈黙=不安ではなく、信頼へのステップ。
“話す力”より“黙る力”が身につく一冊です。
まとめ|テレアポの「心の技術」は本で磨ける
テレアポは、「話す技術」ではなく「人を理解する力」が試される仕事。
今回ご紹介した4冊は、どれもその力を高めてくれる“心のトレーナー”です。
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トークが響かないとき
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断られて落ち込むとき
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もっと売れるようになりたいとき
──本の中には、あなたのテレアポ人生を支えてくれるヒントが、必ずあります。
「話し方」と一緒に、「心の使い方」から変えてみませんか?
今回紹介した4冊
- 心を労わる▶『セルフ・マインド・マネジメント』濱田恭子
- 説得力を高める▶『図解 影響力の心理学』中野明
- 人の心理を知る▶『図解 眠れなくなるほど面白い認知バイアス』高橋昌一郎
- 沈黙を味方にする▶『「沈黙」の会話力』谷原誠
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