テレアポで企業に架電し、担当者を呼び出したとき。受付の方からよく聞かれるのが、この一言です。

これ、シンプルですが意外と緊張する場面ですよね。
営業色を強く出すと断られそう。でも、あいまいにごまかしても変に警戒される。
今回は、私がさまざまな商材でテレアポをしてきた経験から、「受付突破」のポイントと、誠実な伝え方が信頼につながった瞬間をお伝えします。
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受付の「何の件ですか?」には2つの意味がある
テレアポ経験者なら一度は出会うこの質問、「何の件ですか?」。
実は、受付の方がこれを聞く理由は2通りあると感じています。
1.取り次ぐための確認
→ 担当者にどう伝えればいいか知りたいだけの場合。ここは突破のチャンスです。
2.営業かどうかを判断するため
→ 営業なら断ろう、というフィルターのようなものですね。
受付の方も業務の一環として対応しているだけで、「意地悪をしている」わけではありません。だからこそ、ごまかす=怪しいという印象を持たれると逆効果。
今は企業名をネットで検索すればすぐに評判が出てきます。情報を伏せていると、警戒されやすい時代でもあります。
実体験:情報を濁したアポ取りは、本当にキツかった
私が過去に経験した、ある商材のテレアポ。
会社の方針で、
-
会社名は名乗らない
-
電話番号も言わない
-
ホームページも非公開
という条件のもと、テレアポを任されたことがありました。
上司からは「これはクライアント(営業依頼をしてきた企業)の方針だから」と言われ、スクリプト通りに話すよう指示されましたが……。
正直、きつかったです。
受付の方に「何の件ですか?」と聞かれても、「詳しくは担当者様にご説明します」とぼかすだけ。
ようやく担当者に繋がっても、「御社は何をされているんですか?」という当然の質問に「詳しくは訪問をしてご説明します。」答えられず……。
結果、私はアポはほとんど取れませんでしたし、自分自身が「このやり方でいいのか」と心のモヤモヤと不信感を感じたため、他の商材を扱うテレアポに変わりました。
「正直に話す」方がアポは取れると気づいた瞬間
逆に、会社名や事業内容をきちんと伝えるようにしてから、受付突破率が上がったと実感しています。
たとえば、こんなふうに伝えるようにしています。

それでも「何の目的で?」とさらに聞かれることもあります。そんなときは、「ご挨拶と名刺交換を兼ねて」と、率直に伝えるようにしています。
意外と、「ああ、そういうことですね」と、あっさり繋いでもらえることもあるんです。
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受付突破のために意識したい3つのポイント
ここで、私が普段のテレアポで心がけていることをまとめておきます。
1.会社名+事業内容をはっきり言う
「怪しまれないように濁す」より、「この会社はちゃんとしてる」と思ってもらえる方が、結果的にアポにつながります。
2.「ご挨拶と名刺交換」と伝える
「情報交換」や「ご挨拶」という表現は、営業感を和らげながら誠実さを伝えられます。
3.受付を“協力者”として接する
受付は敵ではありません。担当者につなぐかどうかを決める重要な存在です。
だからこそ、「相手にとって納得感のある説明をすること」が、受付突破の第一歩になります。
まとめ|「何の件ですか?」は敵じゃない。信頼は小さなやり取りから
受付の方に「何の件でしょうか?」と聞かれると、つい構えてしまうもの。
でも、その一言の裏には「どう説明すればいいのか知りたいだけ」「忙しい担当者の時間を守りたい」という想いがあります。
だからこそ、誠実に、簡潔に、自信を持って伝えることが大切。
変にごまかさず、正直に話すことで、「この会社なら話を聞いてもいい」と思ってもらえることがあります。
そしてそれが、受付突破→アポ獲得→信頼関係の第一歩につながっていきます。
※クライアントやコールセンターの方針もあるので、最終的には上司の指示に従う事になると思います。ただ、私は明らかに怪しい説明は担当者につながるのは難しい=誠実でないとアポがとれないと感じています。
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