「昨日来た新人さん、もう辞めちゃったの?」
コールセンターではそんな声を、何度も聞いてきました。
テレアポは向き不向きが分かれる仕事。とはいえ、即日・数日で辞める人には共通する理由や傾向があります。今回は、私が実際に見てきた「即退組」のパターンをまとめました。
これからテレアポを始める方は、自分に向ているのかいないのか是非参考にしてみてくださいね。
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初日に辞めてしまう人たちの理由とは?
1. アポがまったく取れず自信を喪失
1日で100件、200件とかけても成果ゼロ。
初日で「こんなに難しいのか」と感じて心が折れてしまう人も。
→ あわせて読みたい:テレアポで「クレーム対応」するときの心得
入ってすぐは相談もしずらい様で、最近見ていないなと思った頃には退職済みだったということもよくあります。
2. 喉がガラガラに。体がついてこない
普段あまり声を出さない生活だった人が急に3時間以上話すと、喉を痛めがち。翌日から声が出なくなって辞めてしまうことも。声の出し方もコツがあるので、喉が弱い方は→テレアポを始める時の心得 こちらご覧ください。
3. 昼休みに出たまま戻ってこない
緊張、プレッシャー、うまくいかないストレスで、「このまま戻らずフェードアウトしよう」と考えてしまうパターン。
「あれ?戻って来ていない?帰っちゃった。。?」こんなこともたまにある。
また、初日は最後までいたけれど、出勤二日目に突然来なくなる人も珍しくありません。
4. 期間限定バイト(学生さん)だった
夏休みや春休み限定で働いていた学生さん。初めから期間限定で退職をするパターンです。
コールセンターは短期の求人も多くあるので、期間限定で働きたい方にもオススメの業種です。
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5. 上司と衝突してしまった
厳しいフィードバックや、感情的な指導が苦手で辞めてしまう方もいます。
(こうした方が良いよ)というアドバイスも「怒られた」と感じて去ってしまうケースもあります。これはコールセンタだけではなくどんな業種でもあると思います。難しいですね。
6. もっと条件の良い職場に乗り換えた
「電話が苦手じゃないけど、在宅勤務や時給がいい派遣の方がいい」と、条件の良い別のコールセンターに移る人もいます。
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即日退職する人の共通点
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テレアポの特性を知らないまま来た
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周囲と比較して落ち込んでしまった
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フォロー体制が薄く、ひとりで抱えた
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期間限定と割り切って働いている
一方、数ヶ月〜年単位で続く人は「今日は〇件かけられた」「断られたけどこう返せた」と、ポジティブに考える方が多いです。また、嫌なお客様の対応も、同僚同士で笑い合える良い環境の職場というのも大切だと思います。
→ あわせて読みたい:テレアポで「クレーム対応」するときの心得
向いていない人が即辞めるのは当然。無理せず「合う環境」を探すのも手
私の周りでも、「電話は無理だったけど、事務に移って活躍してる人」や、「来社がイヤで在宅のテレアポに変えたら続いた人」がいます。
たとえば、自宅でマイペースに働けるテレアポなら「コールシェア」というサービスもあります。
→ 即日退職もOK?在宅テレアポ「コールシェア」について詳しく
まとめ:すぐ辞めたくなるのは「おかしくない」。でも選び方で変わる
テレアポで即日退職してしまう人には、「合わなかった」だけのことも多く、本人の責任ではありません。
ですが、「どうせまた辞める」と投げやりになるのではなく、自分にとって無理のない働き方や職場を選ぶことで、見える景色は変わります。
向いていないと思ったら、いったん離れてみるのも手。
そのうえで、「テレアポのスキル自体は無駄にならない」と知ってもらえたらと思います。