企業向け

「資料送付して」に隠れたチャンス、見落としていませんか?テレアポ現場で感じる“その後”の可能性

2025年6月4日

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テレアポ、資料送付、した方が良い理由

 

テレアポで「資料だけ送って」と言われたとき、あなたはどう対応していますか?

テレアポのお仕事をしていると、日々いろいろなお客様にお電話をかけますよね。

その中で、よく耳にするのがこの言葉――

「資料をメールで送っておいてくれませんか?」

このフレーズ、どこのテレアポ現場でもきっと一度は出てきたことがあると思います。

テレアポのゴールはもちろん「アポをとること」。それは会社の方針でもあり、当たり前のこと。

でも――

お客様から「資料送っておいて」と言われたとき、皆さんの会社では、どのような対応をしているでしょうか?

私がこれまで関わった現場では、

 

 

  • 資料送付=アポではない

  • だからその対応は“お断りリスト”に入れて終了

  • 再架電リストにも入れない

 

という方針が基本でした。

確かに、資料を送るだけでは報酬が発生しませんし、アポにつながる保証もない。

「お金にならないことに、時間をかけたくない」――そう思って当然です。

でも、ちょっと待ってください。

「資料希望」の声は、意外と無視できないと思うのです。

 


「資料希望」の声は、意外と無視できない

テレアポ、資料送付、した方が良い理由

 

私の肌感覚として、資料送付を希望された企業さんの中には、本当に興味を持っている方もいます。

テレアポで話す内容は、どうしても概要にとどまります。

相手も電話越しだと判断しきれない。だからこそ、

「一度、資料を見てから判断したい」

というお客様の気持ちも、よくわかります。

 

取引先から「アポ美」さん宛で訪問アポが入ったよと言われた事実

過去にこんなことがありました。

私はただの一スタッフで資料を勝手に送る事は出来ません。でも、(このお客様は慎重なだけで興味を持っている。)そう感じ、会社ホームページを電話をしながらご案内、問い合わせの画面まで誘導。

「こちらに資料希望と送っていただければ、送らせていただきます。」という対応を勝手にしたことがあります。

会社からすれば、お金にもならない事。そんな時間があるのであれば、他の会社に架電してアポを取るべきだと言われていたので、勝手にしたのです。(でも1、2分程度です)

ですが後日、社員の方から「アポ美さん宛で会社の問い合わせメールから訪問アポの依頼がはいったって、取引先の人が喜んでいたよ~。」と言われたのです!!

これ、もしもHPまで案内していなければ、取れなかったアポですよね。

私、同じような会社が他にもあると思うんです。沢山取りこぼしていると思うんです。

 

コピペで送れる時代、“一斉送信”でも価値がある

昔と違って、今は資料もメールで送れます。

送料も封筒もいらない。返信がなければそれで終わり。

そして、もし返信が来たら、それはかなり見込みのある会社なんです。

なぜかというと、

 

 

  • 資料をちゃんと読んでくれている

  • 御社のWebサイトも見てくれている可能性が高い

  • それでも興味があるから、メールで連絡してくる

 

つまり、テレアポで獲得した訪問アポより、実は成約確率が高い可能性もあるんです。

そんな可能性のある会社、とりこぼすの、もったいなくないですか?


提案:「週に1度まとめて資料を送る」はどうでしょう?

テレアポ、資料送付、した方が良い理由

 

とはいえ、毎日毎日、資料希望の対応をするのは現実的じゃないかもしれません。

だったらこんな感じにしたらどうでしょうか。

 

会社担当者がやること:1週間に1回、資料送付依頼があった会社リストを依頼先に送る

アポ実績などは、毎日もしくは週末などに送っていると思います。

それに1つ「資料送付リスト」を足すだけ。

「一週間に一度、資料希望された会社にまとめて送る」

このやり方なら、そこまで手間もかかりません。

パパっとコピーをするだけなので3分もかからず出来る事です。

  • メールテンプレートを用意しておく

  • フィルターで「資料送付」に入れられたリストを取り出して纏める

  • 取引先担当へ「資料送付依頼リスト」とメールを送るだけ

週1回、3分の手間が増えただけ。たったそれだけで、他のテレアポ会社より一歩先の対応ができます。

 

テレアポスタッフがやること:資料送付依頼を受けた時に必要事項を入力

お客様に対して、

 

  • 送付先メールアドレスと担当者名を聞く
  • 「資料は1週間以内に送付いたします」と無理のないスケジュールを伝える

 

ポイント:資料送付時期を長めに伝える事で、すぐにメールが届かなくても失礼にならない。


営業代行会社へ、テレアポ業務を頼んでいる立場の方へ

もしあなたが営業代行会社へテレアポ業務を頼む立場の方であれば、

「資料送付を希望された会社のリストも出してくれませんか?」と依頼してみてください。

そして、資料送付の”アポトーク自体の見直し”を依頼するのもおすすめです。

たとえば、私ならこんなトークで対応します。

「資料送付ですね、かしこまりました。

担当者様のお名前とメールアドレスをお伺いしてもよろしいでしょうか?」

メールではなく、紙の資料の郵送を希望された場合は、

「資料の郵送は現在対応していない為、御社ホームページのお問い合わせフォームへ資料をお送りいたします。

差し支えなければ担当者様のお名前だけでもお教えいただけますか?」

このくらいシンプル、丁寧に聞ければ相手も安心して教えてくださいますし、こちらも無理なく記録を残せます。

是非、資料送付についてのトーク見直しもしてみてくださいね。

 

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おわりに:今は少し面倒でも、未来の差になります

テレアポ、資料送付、した方が良い理由

 

アポじゃないから、お金にはならない。

そう思って終わらせてしまうのは、ちょっともったいない。

その一件一件が、未来のお客様になるかもしれない。

そして、こうした“ちょっとした手間”を惜しまないことが、会社の信頼や実績につながっていくんじゃないかなと思うのです。

現場で電話をしている、いちパートの小さな声ではありますが、テレアポ会社担当者様や、営業代行を依頼している会社様へ、少しでも参考になればうれしいです。

 

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  • この記事を書いた人

てれ アポ美

コールセンター勤務6年目。
40代主婦が現場からテレアポのリアルをお伝えしていきます。

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