「テレアポでがんばって説明してるのに、なんだか響かない…」
「テレアポでがんばって説明してるのに、なんだか響かない…」
そんな経験、ありませんか?
実は、相手が反応してくれない原因は“話し方の熱量”ではなく、「どう伝えるか」という“心理的な見せ方”にあるのかもしれません。
今回は、テレアポで提案がスルーされがちな方にこそ知ってほしい心理テクニック――
“スノッブ効果”の使い方をご紹介します。
誰にでも勧めるのではなく、「あえて、強くすすめない」ことで興味を引く。この意外なコツが、あなたのテレアポトークを変えてくれます。
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テレアポで「熱意を伝えているのに伝わらない…」
「丁寧に説明して、お得な点も全部話したのに、なぜか相手の反応が薄い…」
そんな“空回り感”を経験したことがある方、多いのではないでしょうか。
こちらは一生懸命に話しているのに、相手は興味なさげ。
「押し売りだと思われた?」「説明がくどかった?」と、自信をなくしてしまうこともありますよね。
でも、それは話し方の問題ではなく、見せ方の“心理的な設計”にヒントがあるかもしれません。
「みんなに勧める=魅力がない?」テレアポで使えるスノッブ効果とは
スノッブ効果(Snob Effect)とは、「他の人と同じもの」よりも「少数の人しか持っていないもの」に魅力を感じるという心理現象です。
たとえば、
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「限定○名様」と言われると気になる
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有名すぎる商品より、知る人ぞ知る商品に惹かれる
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「選ばれた方にのみご案内」と言われると耳を傾けたくなる
これがまさにスノッブ効果です。
テレアポでも、「これは皆さんにおすすめしています」と伝えるより、「ごく一部の方にしかお話ししていないのですが…」と伝えるほうが、「自分は選ばれた存在かもしれない」と相手の関心を引く効果があります。
「あえて勧めすぎない」テレアポのコツ
スノッブ効果をテレアポで活かすコツは、あえて熱意を抑えて、余裕を見せること。
ここでは、具体的なフレーズ例をご紹介します。
フレーズ例①:「合う方にだけご案内してます」

→「自分は選ばれている」と感じることで、自然に話を聞いてもらえる流れに。
フレーズ例②:「押し売りではないですよ、という空気感」

→ “勧められて買う”のではなく、“自分で選ぶ”という気持ちにスイッチが切り替わります。
このように、言葉に余白をつくることで、相手の“主体的な関心”を引き出せるのです。
テレアポで嘘っぽくならないよう注意!信頼感を損なわない言い方とは
スノッブ効果は強力な心理法則ですが、やりすぎると逆効果です。
注意点①:ウソや大げさ表現はNG
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✕ 「これは内緒なんですが…(実は全員に案内してる)」
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✕ 「今だけの超特別プランです!(実は通常価格)」
このようなトークは不信感を招くだけで、逆に心を閉ざされます。
注意点②:あくまで“控えめな自信”を意識する
スノッブ効果が効くのは、売り手に“押しつけがましさ”がないときです。
「必要な人にだけ届けばいい」という姿勢を、自然体で伝えることが大切です。
まとめ:「テレアポで伝え方を変えるだけで、相手の反応が変わる」
コールセンターのテレアポ業務は、“一生懸命に話すこと”が正解とは限りません。
「強く勧めない=興味を引けない」ではなく、「勧めすぎないからこそ、信頼される」という選択もあるのです。
スノッブ効果を活かすと、無理に売らなくても、相手から「もう少し聞いてみようかな」と心を開いてくれることがあります。
自分から話すことに必死になるよりも、「聞いてみたい」と思ってもらえる空気をつくること。
そんな、“がんばりすぎないテレアポ”を、今日からはじめてみませんか。