「またアポが獲れずダメだった…なんで自分はこんなにできないんだろう」
そんなふうに、自分で自分を傷つけてしまう日ってありませんか?
テレアポは、断られるのが当たり前の仕事。
でも、それがわかっていても心までは割り切れず、辛く感じてしまうものです。
大事なのは、失敗を責めない自分のつくり方。
心理学には、自分をいたわる力を育てる「セルフ・コンパッション」という考え方があります。
この記事では、「落ち込んで当たり前」という前提に立ちながら、心がしんどいときに、自分を立て直すヒントをお届けします。
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アポが獲れず辛くて「自分が情けない」…と思ってしまう日
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電話を切られるたび、「やっぱり自分は向いてない」と感じる
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アポが獲れている仲間を見て、比べて、落ち込んでしまう
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「自分のせいでチームの数字が下がった」と勝手に落ち込み、思い詰める
そんな日が続くと、やる気を出すどころか、「自分なんかコールセンター勤務を止めた方が良いんじゃないのか」なんて、極端な考えにとらわれてしまうこともあります。
でも、その苦しさ――
自分に向ける言葉が原因かもしれません。
セルフ・コンパッションとは?|「自分にやさしくする」心理学
セルフ・コンパッション(Self-Compassion)とは、心理学者クリスティン・ネフが提唱した、自分に対する思いやりの姿勢のこと。
セルフ・コンパッションの3つの要素
🔹 ① 自己への優しさ(Self-Kindness)
→「ダメだったけど、それでもよくやった」と声をかける姿勢
🔹 ② 共通の人間性の理解(Common Humanity)
→「失敗するのは私だけじゃない。誰にでもあること」と捉える視点
🔹 ③ マインドフルネス(Mindfulness)
→「ネガティブ感情を否定せず、そのまま受けとめる」心の余白
自己批判を減らし、自分を敵ではなく味方に変えるための方法。
研究でも、セルフ・コンパッションが強い人はストレス耐性が高く、自己効力感が高まることが示されています。
テレアポで落ち込んだ時:自分をいたわる言葉の習慣を
✅ 実践1:「責める言葉」に気づく
例:「アポが獲れず、断られた」→「私はほんとダメなやつだな」→「あ、自分のこと責めている!」(ここで気づく!)
この無意識の言葉をキャッチできると、“責め言葉”を“いたわり言葉”に変えられるようになります。
✅ 実践2:「もし友達だったら、なんて声をかける?」
自分の悩みを、友達が言っていたらどう答えるかを考えてみましょう。友達がアポが獲れず落ち込んでいたら
→「全然大丈夫だよ、そんな日もあるよね」私だったらこう言うかな。
友達にかけようと考えた”その言葉”を、そのまま自分にもかけてみましょう。
✅ 実践3:「落ち込んで当然」と書いて貼る
“落ち込まない人”はいません。でも、落ち込んでいる自分を責めると、心はもっと苦しくなります。
落ち込んでいい。立ち止まっていい。その許可を、自分自身に出してあげてください。
セルフ・コンパッションは甘やかしじゃない
「自分に甘くすることって、ただの甘えじゃないの?」
そう思う人もいますが、それは誤解です。
セルフ・コンパッションとは、問題から逃げるのではなく、心を整えてまた立ち上がるための“土台”をつくるもの。
むしろ、自分に厳しいだけの人よりも、セルフ・コンパッションを持っている人のほうが、長期的に努力を続けられるという研究結果もあります。
テレアポで辛い時はあなたが、あなたの味方になる
他人に言われたら泣くような言葉を、私たちは無意識のうちに、自分に言ってしまっています。でも、いちばん苦しいときに、いちばん必要なのは、「大丈夫だよ」「それでもやってるよ」と言ってあげる“自分自身の声”。
その声があるだけで、もう一歩、前に進める日がきっと来ます。
- アポがゼロで辛い日も、
- 受付に冷たくされた日も、
- しつこいと怒られた日も、、、
がんばったあなたに「おつかれさま」と言ってあげてくださいね。
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