テレアポで「どう話せば相手の心が動くのか」悩んでいませんか?
実は、言葉の選び方ひとつで、相手の行動や反応が変わる心理効果があります。
そのひとつが「ラベリング効果」。
「○○さんはきっと〜な方なのですね」と相手にラベル(役割や性格などの特徴)を与えることで、無意識にその期待に応えようとする心理が働きます。
この記事では、この効果の科学的背景とテレアポでの具体的な使い方を解説します。
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ラベリング効果とは?──言葉で“役割”を与える心理
ラベリング効果とは、心理学用語で、ある人に特定のラベル(役割や性格など)を与えることで、その人がそのラベルに沿った行動をするようになる現象です。
1960年代の心理学者レナード・バーガーやスタンフォード大学のフィリップ・ジンバルドーの研究で示されました。
「人は他者からの期待や評価を内面化し、それに合った行動を取る傾向がある」と言えます。
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テレアポでラベリング効果を活用する理由
テレアポでは、短い時間で相手の心を開き、信頼を築き、最終的にアポを獲得する必要があります。
トークスプリクトを読んですぐ取れる商材であれば、ラベリング効果をつかうことはありませんが、話を引き出して、切り返しトークをしないとなかなか取れない”難易度の高い商材”で使うと効果抜群。
トーク中にさりげなく相手に「良い印象のラベル」を与えられれば、自然とそのラベルに見合う反応を引き出せます。
たとえば、
「○○さんは、すごく慎重に物事を検討される方なのですね」
と言えば、相手は「そうだ、自分は慎重な人間だ」と認識し、その後の会話で慎重さを示すようになります。
これは、あなたが「慎重」というラベルを付けたことで、相手の行動や返答に影響を与えた結果です。
テレアポで使えるラベリング効果の具体的フレーズ例
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「○○さんは、しっかりと情報を確認されるタイプなのですね」
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「お忙しい中でも、効率よく物事を進めるのが得意なのですね」
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「新しいことにチャレンジするのがお好きな方なのですね」
こうした言葉は、相手に「そうか、自分はそんな人間だ」と思わせ、こちらの話を聞く姿勢を自然に作ります。
注意点|無理に当てはめるのは逆効果
ラベリング効果は強力ですが、無理に相手に合わないラベルを貼ると逆効果になります。
相手が違和感を感じると不信感につながるため、相手の話や様子をよく観察し、適切なラベルを選びましょう。
まとめ|ラベリング効果で相手の心に自然に入り込もう
ラベリング効果は、テレアポにおけるコミュニケーションの武器になります。
相手に「良いラベル」をそっと差し出し、その人の心に響く言葉を使うことで、反応や態度が驚くほど変わることがあります。
今日から、ぜひ「○○さんは〜な方なんですね」の一言を取り入れてみてください。
相手の心が自然と開くのを感じられるはずです。
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