コールセンターでテレアポ業務をしていると高確率で出くわすのが「今忙しいから!」という一言。
これ、実は本当に忙しいだけじゃなく、“今は話したくない”というサインでもありますよね。
だからこそ、この瞬間の対応で相手の印象が大きく変わります。今回は、私が実際の現場で使っている「忙しい」と言われたときの切り返しパターンを5つご紹介します。
無理に話を続けない。でも、次につながる何かを残す。そんな対応を身につけておくと、テレアポが少し楽になります。
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断られても焦らない!まずは“受け止める”姿勢が大切
「今忙しい」と言われたら、まず一言、「恐れ入ります、失礼いたしました」と謝るのが基本です。
そのうえで、こちらが無理に押し進めるつもりはないことをやんわり伝えましょう。
忙しい人ほど、空気を読んでくれる人への対応がやわらかくなることがあります。
パターン① 名前だけでも聞けたら収穫。再架電の種まきに
話ができそうにないと感じたら、せめて次につながる“情報”だけでももらえるとベストです。

ここで名前が聞ければ、次回からは「○○様いらっしゃいますか?」と指名でき、ぐっと話しやすくなります。
最後は丁寧に、

とだけ伝えて静かに電話を終えるのがポイントです。
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パターン② 話せそうな雰囲気なら、次回のタイミングを探る
相手が比較的穏やかな口調だった場合は、次回かける時間の目安を探ってみましょう。

もし「まだわからない」と返された場合は、

と、ざっくり聞いてみるだけでもOKです。
“ピンポイントでない質問”が、忙しい人にはちょうどいいこともあります。
パターン③ 余裕がなさそうなら「再度のお時間だけ」伝えて切る
とにかく余裕がなさそうな相手には、引き際が肝心です。

あくまで軽く伝えるだけ。相手に判断を委ねて、名乗って終えるだけでも印象に残ることがあります。
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パターン④ 名前を聞けない&ガチャ切りなら“次回に期待しない”
中には、名前を聞く前にガチャ切りされるパターンもあります。この場合、「今は完全に話したくないサイン」と認識しましょう。
無理に何度も電話をかけるのは、企業にとってもマイナスです。
備考欄には「ガチャ切り・再架電不要」などと記録し、対象から外すのが無難です。
パターン⑤ 数か月後、忘れたころに再アプローチするのも一手
どうしても気になる企業で、対応が“冷たい”くらいだった場合。
数か月空けて、相手がこちらを忘れたころに再チャレンジするのもアリです。
・名乗り方を変える
・違う切り口で話す
・別の時間帯にかける
これだけで対応がまったく変わることも。
ただし、何度も同じ担当者にかけるのは迷惑になりかねないので慎重に。
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テレアポは“受け流す力”も大切。忙しい相手には潔さを
テレアポは、すべてを取りに行こうとすると苦しくなります。話ができなくても、名前が聞ければ十分な収穫です。
ときには、静かに引くことが相手の信頼につながることもある。「押すだけでなく、引ける自分」も武器になると実感しています。
まとめ:大事なのは“切られ方”より“残し方”
「今忙しいから!」は、ピンチに見えてチャンスでもあります。
・無理に話さない
・名前だけでも聞く
・再アプローチの準備をしておく
この3つを意識するだけで、話せなかった相手との関係が“ゼロ”ではなくなります。
あなたのテレアポが、少しでも前向きに進みますように。
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