こんにちは、アポ美です!
「テレアポお悩み相談室」へようこそ。
ここでは、テレアポの現場でよくあるお悩みに、経験6年の私が実体験と知恵をまじえてお答えしています。
今回のお悩みはこちら:


テレアポをしていると、こちらはしっかりスクリプト通りに話しているのに、なぜか話がかみ合わない…そんな場面に出くわすことがありますよね。
会話がズレてしまうと、「自分の話し方が悪いのかも…」と不安になったり、逆にイライラしてしまったり。
今回は、そんな“かみ合わない相手”にどう向き合うか、私が実際にやって効果のあった工夫を3つに絞ってご紹介します。
目次:タップで飛べます
なぜ話が通じないの?テレアポならではの「ズレ」の背景
まず知っておきたいのは、「話がズレる=あなたのせい」ではないということ。
テレアポは、そもそも伝わりづらい状況のなかで行われる仕事です。
例えばこんな状況、ありませんか?
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相手が“ながら聞き”でこちらに集中していない
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名前や会社名を名乗った時点で、警戒モードに入っている
-
途中で質問があるのに、こちらが一方的に話し続けてしまった
こういったズレが積み重なると、どれだけトークスクリプトを丁寧に読んでも「なんか話がかみ合わない…」という空気になってしまうのです。
アポ美が実感した!会話のズレを防ぐ3つの工夫
私自身、トークスクリプトを読む中で、かみ合わない相手に戸惑うことが何度もありました。
でも、ちょっとした意識の変化で、スムーズに会話が進むことが増えていったんです。
① スクリプトを“読む”より“感じる”
スクリプトに集中しすぎて、相手が話そうとしているのにかぶせてしまった…そんな経験、ありませんか?
テレアポでは「息遣いを読む」のがとても大事です。
相手が話し始めようとしたら、いったん止まる。
質問されたら、しっかり答えてからスクリプトに戻る。
そしてまた流れをスムーズに日程切りへつなげる。
“自分のペース”ではなく、“相手のタイミング”に寄せることで、会話のズレはぐっと減ります。
② 無言の時こそ、落ち着いた声で話す
返事がなく無言…これ、かなり焦りますよね。
でも、相手はただ聞いているだけかもしれません。そんなときは、不安に流されず、聞き取りやすい声でゆっくり話を続けることが大切です。
焦って黙ってしまったり、逆に早口になってしまうと、相手も混乱しやすくなります。
こちらが落ち着いて話すことで、相手にも安心感が伝わります。
③ 「要するに何の話?」には、結論から端的に話す
スクリプト通りの説明では通じない方もいます。
「何の話なの?」「要するに?」と返される場合は、自分の言葉で、結論を先に伝える方が効果的です。
🟢 例:
「今日お伝えしたいのは、“〇〇の料金が安くなる可能性がある”というご案内です。」
こうした相手には、丁寧に流れをなぞるより、「まず結論」を意識した方が理解してもらいやすく、ズレも防げます。
話が通じない相手に出会ったら…自分を責めないで
どれだけ工夫をしても、やっぱり「全然話が通じない人」っているんです。
でも、それはあなたのせいではありません。
相手が忙しかったり、もともと電話対応にストレスを感じていたり、単に「今じゃない」というだけかもしれません。
そんなときは、「縁がなかっただけ」と切り替えることが大切です。
自分を責めすぎず、気持ちを次の1件に向けていきましょう。
おわりに|かみ合わない会話は“工夫”と“余裕”で変わる
テレアポで会話がズレてしまうのは、よくあること。
それでも、スクリプトを読み上げるだけでなく、相手の空気を感じながら話すことを意識するだけで、格段にスムーズになります。
今日お伝えした3つのポイントはこちら:
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相手の“息遣い”を感じ、質問にはその場で対応
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無言でも焦らず、落ち着いた声で進める
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結論からわかりやすく、自分の言葉で伝える
小さな工夫を重ねていけば、「あれ?ちゃんと通じてるかも」と思える瞬間が増えていきますよ。
またつまずいたら、ここに戻ってきてくださいね。
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