「声だけで“営業さん”ってわかる…」「コールセンターの人独特な話し方…」
そんなふうに言われて、切なくなった経験はありませんか?
電話営業では、相手に会う前から“印象”で勝負が決まることもしばしば。
でも実は、私たちの声や話し方が与える“第一印象”には、心理学的にも強い影響力があるんです。
この記事では、「ハロー効果」という心理をうまく使って、感じがよくて信頼されるテレアポをするコツを紹介します。
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ハロー効果とは?たった一つの印象が、全体を変える心理現象
ハロー効果(後光効果)とは、「ある一つの特徴が、その人の全体的な印象を大きく左右する」心理現象のことです。
たとえばこんな経験、ありませんか?
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清潔感のある人=仕事も丁寧そう
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ゆっくり話す人=落ち着いていて信頼できそう
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声が明るい人=前向きで感じがいい
このように、たった一つの印象が、ほかの要素にも“よさ”をにじませて見せるのが、ハロー効果の特徴です。
第一声がカギ!テレアポにおけるハロー効果の活かし方
電話では相手に見た目が伝わらないぶん、「声」が第一印象のすべて。
だからこそ、電話をかけた“最初の3秒”が勝負の分かれ目です。
声の印象をよくする3つのポイント
①口角を上げて、笑顔で話す
これはとてもシンプルですが効果絶大。口角を上げるだけで、声に“明るさ”と“親しみ”が宿ります。
口元が緩むと、自然にトーンが上がり、相手にやさしい印象を与えやすくなります。
②名乗りはゆっくり、会社名は丁寧に
「○○株式会社の△△と申します!」
会社名はややゆっくり、誠実さと落ち着きを意識して伝えることで、信頼感の第一歩になります。
③安心材料を最初に入れる
担当者に繋がった後のトークスプリクトでは、「お時間いただきありがとうございます。実は、○○業界の他社様でも最近ご導入いただいた…」などと最初に「他社実績など安心できる情報を入れると、話に耳を傾けてもらいやすくなります。
注意点:悪い第一印象も“引きずられて”しまう
ハロー効果は「いい印象」だけでなく、「悪い印象」にも強く働きます。
たとえば、
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モゴモゴ話す=自信がない人?
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甲高すぎる声=コールセンターの営業?
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名乗りが聞き取りづらい=雑な人?
こんなふうに思われてしまうと、内容がいくらよくても聞いてもらえないこともあります。
だからこそ、第一声の“明るさ”と“丁寧さ”が大切なんです。
まとめ:3秒で信頼をつかむ話し方を、味方につけよう
テレアポでは、目の前に相手がいないぶん、声ひとつで印象が決まってしまう世界。
でもそれは、裏を返せば「第一声さえ整えれば、聞いてもらえる確率がグッと上がる」ということでもあります。
声に自信がなくても大丈夫。まずは口角を上げて、笑顔で電話をかけてみてください。
それだけで、声の印象はずっと明るく、感じよくなります。
あなたの声が、“信頼されるきっかけ”になりますように。
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