「そんなのうちは関係ないから」
「うち、そういうのは結構ですので」
テレアポをしていると、こんなふうにガチャンと切られてしまうこと、ありませんか?
実は、ある言葉を少し変えるだけで、相手の“興味スイッチ”を入れることができる心理テクニックがあります。それが「カリギュラ効果」。この法則を上手に使えば、“強く売らずに、自然と相手の関心を引く”ことができるんです。
今回はカリギュラ効果がどのようにテレアポに使えるか、お伝えしていきます。
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テレアポで効果があるカリギュラ効果とは?|禁止されると、かえって気になる心理
📚 カリギュラ効果の名前の由来と意味
「カリギュラ効果」は、とある映画が発端です。
1980年代に公開された映画『カリギュラ』は過激な内容で一部地域で上映禁止に。その“禁止”が話題を呼び、「なんとしても観たい」と人々の関心を集めました。
この現象は心理学でも知られており、人は「見ちゃダメ」「手に入らない」と言われると、かえって強く惹かれてしまう傾向があります。
👂 カリギュラ効果:日常の例
-
「絶対に見ないでね」と言われたメモが気になる
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「期間限定」と聞くと、急に欲しくなる
-
「会員だけの情報」と言われると、特別感が湧く
つまり、禁止や制限が、心理的な“興味”や“欲求”を刺激するというわけです。
テレアポでの活用法|「あえて、制限」をほのめかすトーク術
テレアポで相手の興味を引くには、「あれ? なんだろう?」と思わせる“ちょっとした制限”を入れることが効果的です。
🗣 テレアポで使えるフレーズ例
①「一部エリアでしかご案内していないのですが…」
→ 地域限定感で、「うちは対象なの?」と気にさせる
②「すべてのご家庭にご案内できる内容ではないのですが…」
→ 特別な感じがし、話を聞いてみようと思いやすい
③「電話だけですと分かりづらいので、是非資料を見て頂けたらと…」
→ どんな事が書いてあるのか気になってしまう心理をくすぐる
💡 ポイント
「隠す」ではなく、あえて“すべては教えない”ニュアンスが鍵。
相手に「もっと詳しく知りたい」と思わせたら、会話が一歩進みます。
注意点|テレアポ時に“あおりすぎ”には要注意
❌「レア感」で煽りすぎるとテレアポでは逆効果
-
「今すぐ決めないともう受けられません!」
-
「もうすぐ終わるから早く!」
など、過剰な“限定”や“焦らせ”は、不信感を生みます。
特にテレアポでは、「何か裏があるのでは?」と警戒されやすいため、ナチュラルな表現がベストです。
✔ 「断ってもいいんですよ」という余白が、逆に興味を引く
たとえば、
「もちろん、まずは話を全部聞いて決める事なので、合わなかったらお断りいただいても大丈夫ですよ。」
こんなゆるやかなスタンスが、逆に相手の警戒を解くこともあります。
まとめ|テレアポでは、すべてを語らず、興味を残すとアポが取りやすい
テレアポでは、相手の注意を一瞬でも引けるかが勝負です。
「全部説明しよう」と思わず、“ちょっとだけ、気になる情報”を残すことがポイント。
カリギュラ効果を使えば、押し売りせずに、相手の関心を引くテレアポが可能になります。
会話のなかで、「これは、もしかしてうちにも関係あるのかも?」そう思わせられたら、次のステップにつながるはずです。
あなたの“あえて語らないひとこと”が、相手の心に残るタネになりますように。
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