「テレアポしてたら、“お姉さんが来るの?”って聞かれたけど、これってどう返すのが正解?」
──そんな声、意外とよく聞きます。
コールセンターのテレアポ業務では、トークスクリプト通りに話してスムーズにアポが取れることもありますが、実際には、ちょっとした切り返しや即時の反応が求められる場面も多々あります。
なかでも、「お姉さんが来るの?」という軽いノリの一言にどう返すかは、訪問につなげるうえで案外大切なポイント。
ここでうろたえず、感じよく・誠実に返せるかどうかが、アポ率を左右することもあるんです。
本記事では、そんな“テレアポあるある”な質問への対応法を、実践的な切り返しトーク付きで紹介します。
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テレアポで「お姉さんが来るの?」はチャンスのサイン?
訪問アポのテレアポ中、話が進んできたタイミングで相手がフッと聞いてくるこの一言──
「お姉さんが来るの?」
一見すると軽い冗談のようですが、実はこれ、相手の心理的ハードルが下がっているサインでもあります。
「会ってもいいかな」という気持ちがどこかにあるからこそ、ちょっと軽口を叩いてみる余裕があるわけですね。
とはいえ、そこで動揺したり、変にごまかしたりすると、一気にトーンが崩れることも。
まずはこの一言に焦らず、誠実に返すことが大切です。
基本の切り返しトーク:「いえ、営業担当が伺いますよ」
相手のノリに乗りすぎず、かといって冷たくもしない──
この絶妙なバランスが求められるのが、こういった“軽めの一言”への対応です。
まず、基本の返し方はこちら:

ポイントは、サラッと、かつ安心感を添えて伝えること。
余計な言い訳やごまかしは不要です。営業が訪問することは事実ですし、自信を持って伝えましょう。
よくある“テレアポあるある”ケースと対応例
①「こうやってお姉さんが電話してきて、来るのはおじさんでしょ?」
このフレーズもよくあります。ここでの狙いは、ちょっと茶化したい、あるいは興味半分といったところ。
そんなときは、軽く受け止めつつ、営業のメリットを伝える切り返しを。

この返しのポイントは「●●だから良いんです」と訪問する理由に納得感を与えること。
自分よりも頼れる存在が行くことをポジティブに伝えましょう。
②「お姉さんじゃないなら、来なくていいよ〜(冗談っぽく)」
ちょっとフランクすぎて困る…そんなときも慌てずに。
ここは相手のテンションに少し寄せつつ、アポにつながるようなワクワク感を添えた返しを意識します。

営業にバトンタッチしつつも、「また私と話せるかも」と相手にちょっとした期待を与える表現。
※行き過ぎた表現はNG。もちろん、会社のルールや状況に応じて言える範囲でOK。
テレアポは“繋ぐ仕事”|誠実さと印象で差がつく
大前提として、私たちテレアポスタッフの役割は「訪問を成立させること」。
契約を取るのは営業の役目です。
だからこそ、訪問の段階まで相手の関心を高め、期待を持ってもらえるような話し方が求められます。
変に盛る必要もなければ、嘘をつく必要もありません。
むしろ、「営業のほうが知識も豊富で、きちんとご案内できますよ」と自信をもって伝えることが誠実な対応につながります。
テレアポでは「感じよく、誠実に」それだけでアポ率は上がる
「お姉さんが来るの?」
たった一言でも、切り返し方ひとつで流れは変わります。
うろたえず、笑顔のトーンで、感じよく、そして相手が“会ってみたい”と思えるようなイメージを描くこと。
営業の強みを自然に伝え、相手の心を動かせたら、それだけでキャンセル率はグッと下がります。
テレアポの本質は、ただの“電話案内”ではなく、「人と人をつなぐ仕事」。
ちょっとした一言を大切に、今日もアポを繋げていきましょう。
まとめ|「お姉さんが来るの?」への返し方のコツ
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まずは落ち着いて、うろたえない
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「営業担当が伺います」と誠実に伝える
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軽い冗談には、軽く受けて+営業のメリットを
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自分より“説明が得意な人”が行くと伝える
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アポ率UPのカギは、誠実さと感じの良さ
急に変な事を言われても、まずは深呼吸。
その後、落ち着いて話す事で架電先の担当者の信頼を得ることが出来ます。アポ率アップの第一歩。是非参考にしてみて下さいね。
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