「検討したいです」──
テレアポでこの言葉を言われた瞬間”アポが取れるのか”または”断りなのか”分からず、混乱することはありませんか?
この「検討します」という言葉、一見前向きなようで、実は“やんわり断り”のことも多いのです。
本気で検討してくれている相手と、早く電話を切りたいだけの相手を見分ける力は、テレアポにおいて成果を大きく左右します。
本記事では、「検討します」という返答に隠された2種類の本音を解説し、それを見極めるための具体的な返しトーク術、そして再架電の判断基準まで、わかりやすくお伝えします。
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なぜ「検討します」があいまいに聞こえるのか?
テレアポの現場では、「検討します」はよくある返答です。
ですが、これをそのまま信じて次のアポにつなげようとすると、「結局出ない」「折り返しもない」「無駄に再架電」という結果になることも。
これは、相手が本当に嘘をついているのではなく、「電話を強く断れない」「感じ悪く思われたくない」という心理があるからです。
断り方がわからない人が選ぶ、やんわりした言葉
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「はっきり断るのが苦手」
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「あとで検討するつもりもないけど、悪い感じにはしたくない」
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「とにかく今は切りたい」
そんなとき、多くの人がとりあえず「検討します」と言います。
つまりこの言葉の本質は、“感情を守るための中間ワード”ともいえるのです。
「検討します」には2つのパターンがある
①本気で検討しているパターン
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話に一定の関心をもって聞いてくれた
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迷っている様子や、具体的な質問もあった
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トーンが穏やかで、否定的でない
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「後日でもう一度」など自ら言ってくれる
→ この場合、再架電で成果につながる可能性は大いにあります。
②断るのが苦手な人の“フェイク検討”パターン
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話を遮るように「検討します」
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質問はせず、話を早く終わらせたがっている
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こちらからの確認に「そうですね」「まぁ…はい」など曖昧な返事
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電話終了を急ぐようなトーンになる
→ これは「本音では断りたい」サイン。
再架電しても、電話に出なかったり、「いえ、結構です」と再度断られたりします。
本音を引き出す“たった一言”のテクニック
では、どうすれば本気の検討か、やんわり断りかを判断できるのでしょうか?
そのヒントになるのが、相手に返す“たった一言”です。
「では、来週こちらからご連絡いたしますね」と伝えてみる
この一言が、相手の本音を自然に引き出すカギになります。
✅ 本気で検討している人なら?
「はい、お願いします」「大丈夫です。来週で」など、明確な了承がもらえます。
✅ やんわり断っていた人なら?
「いえ、大丈夫です」「お気遣いなく」など、ここでやっと“本当の断り”が出るのです。
これにより、無駄な再架電を減らし、時間を有効に使えるようになります。
「また連絡します」は受け身でなく、こちら主導に
相手から「またこちらから連絡します」と言われたときも、そのまま鵜呑みにして終わらせるのはもったいないです。

と再架電することを伝えてみましょう。
本当に前向きな人ならOKをくれますし、断りたい人は「いえ、結構です」と明言してくれます。
\取れる再架電テクニック/
「検討します」の裏を見抜く力は、アポ率を上げる近道
曖昧な言葉を、そのまま信じてしまうと、「見込みがない人」に時間を割くことになります。
大切なのは、“判断の目”を持つこと。
相手の反応やトーン、そして返しに対する答えを見ながら、再架電する価値があるのか?をしっかり見極めましょう。
まとめ|“検討します”で終わらせないプロの会話力を
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「検討します」には本音が2種類ある
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見分けには、相手の態度やトーンに注目
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再確認の一言で、本音が出る
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見込みのない相手を見抜く力が、成果に直結する
テレアポは「話す技術」と同じくらい、「見極める技術」も大切です。
うわべの言葉に左右されず、言葉の奥にある“相手の気持ち”を読み取れる力を養っていきましょう。
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