こんにちは、アポ美です!
テレアポの現場で6年働いてきた私ですが、今でも「うまくいかないな…」と感じる日もあります。
でも、ちょっとした工夫で反応がぐっと良くなることもあるんです。
今日は、そんな“地味だけど実は効く”テレアポの裏ワザを9つ、こっそりご紹介します。
「なんだか空回りしてる気がする…」
「成約率、なかなか伸びない…」
そんなときに、ぜひ試してみてくださいね。
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1.最初の一言は「焦らず、0.7倍速」で
最初の第一声、「お世話になっております、〇〇社の△△でございます」。
このワンフレーズが、実は全体の印象を決めます。
人は第一印象を“3秒以内”に決めるとも言われますが、電話だと**第一声の「音の質」**がほぼすべて。
気持ちが焦ると、自然と早口になります。
でも、心理学的には「早口=セールス色が強い」と受け取られやすく、相手の“警戒モード”を引き出してしまうことも。
✔ ポイント:
いつもの話し方より0.7倍くらいの速さを意識すると、相手も聞き取りやすく、落ち着いて話を聞こうという気持ちになりやすいです。
✅参考記事:噛む・詰まる…そんな人におすすめの話し方練習法
2.電話をかける前に“笑顔スイッチ”を入れる理由
よく「笑顔で話すといい」と言われますが、これには理由があります。
声の波形(トーンや響き)って、実際に表情と連動して変化するんです。
たとえば、無表情のまま「こんにちは」と言うのと、笑顔で「こんにちは」と言うのとでは、同じ言葉でも“空気”がまるで違いますよね。
そして、人間は「言葉よりも感情の伝わり方」に反応します。
営業が苦手な方ほど、内容よりも“音”に心を込めて話す方がうまくいくこともあるんですよ。
3.社名確認で“0.5秒”の間を入れると会話になる
「〇〇株式会社さんでお間違いないでしょうか?」
ここで、すぐに本題に入ってしまうのはもったいない。
確認の言葉のあとに、半拍間を取ることで、相手が「はい」と反応するチャンスが生まれます。
人は「相手に話を聞いてもらえてる」と感じると、無意識に好意的な気持ちを持ちやすいんです。
この“呼吸の一致”が、自然な会話への第一歩になります。
4.「お忙しいところ…」が逆効果になる理由
これはつい言ってしまいがちですが、「お忙しいところすみません」や「今、お時間よろしいでしょうか?」と尋ねると、多くの方が反射的に「忙しいです」と返してしまいます。
なぜなら、“忙しい”というのは断りの常套句だから。
それよりも、「〇〇の件でお電話しております」と、話の目的を先に伝える方がスムーズに進みやすくなります。
もし途中で「忙しいので」と言われたら、こう返しましょう:
「承知いたしました。またご都合の良いお時間帯があれば、お伺いしてもよろしいでしょうか?」
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【保存版】テレアポの“再架電タイミング”完全ガイド - テレアポの知恵袋
5.“反応しやすい時間”は、業種と職種で変わる
たとえば、営業職の方は午前中(10時〜11時半)や夕方(16時〜17時半)に社内にいる可能性が高いです。
逆に、経理や事務系の方は月末月初が多忙。美容業界なら午後が忙しい…など、業種ごとの“動きのクセ”を知っておくだけでもヒット率が変わります。
✔ 私のおすすめ:
「業種/時間帯/出た人の属性(営業・事務など)」をざっくりメモして、自分だけのゴールデンタイムを見つけること。
6.「なんとなくの感触」もメモしておく
たとえば、1回目の電話で「声のトーンが柔らかかった」「名前を名乗ってくれた」など、具体的でなくても“感触”を記録しておくと、次の電話がうんとラクになります。
備考メモ例:
-
少し話してくれたが検討中
-
担当者の名前〇〇(優しめの口調)
-
次回は火曜の午前希望
こうした小さな情報が、「またこの人か、じゃあちょっと聞いてみようかな」と思ってもらえるきっかけになります。
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テレアポ架電後:お客様対応パターンと、備考欄に書くべきこと - テレアポの知恵袋
7.伝わりにくい言葉は“イメージ変換”で
「商品名が長い・社名が聞き取りづらい」そんな時は、別の言い回しや具体的なイメージで補足すると、グッと伝わりやすくなります。
💡 例:「ITソリューションの一環で…」→「業務の効率化を支援するシステムでして…」
✔ ポイントは、「一度で伝わるか?」を自分で声に出して試すこと。
話している自分が“しっくりこない”言葉は、きっと相手にも届いていません。
8.断られた後こそ“次”につなげる
「結構です」と言われたら、スクリプト的には終了。
でも、アポ美が大事にしているのは「その後の一言」です。
「承知いたしました。またの機会がございましたら、よろしくお願いいたします」
この一言があるだけで、「あ、この人、ちゃんとしてるな」と思ってもらえることがあるんです。
リストを見直したとき、「そういえば感じのよかった会社だな」と、自分でも再チャレンジしやすくなります。
9.“元気すぎる声”が逆効果なこともある
テレアポの研修では「明るく元気に!」と言われることが多いですが、やりすぎると逆に押し売りっぽくなってしまうことも。
人は、自分とテンションが違いすぎる相手に警戒する傾向があります。
つまり、「等身大」で話すほうが、安心感を持ってもらえることが多いのです。
✔ 無理してテンションを上げるより、「落ち着いた誠実さ」を意識してみてくださいね。
おわりに:裏ワザは“積み重ね”で効いてくる
「テレアポの裏ワザ」と聞くと、すごい魔法の言葉を想像するかもしれません。
でも、実際には、小さな工夫の積み重ねが一番効きます。
今日うまくいかなかったとしても、それは気づきの種。
「何が効いたかな?」「どんな言い方が良かったかな?」と振り返っていくことで、あなたらしい“テレアポの型”が見えてきますよ。
焦らなくて大丈夫。
一緒に、少しずつ磨いていきましょうね。
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