テレアポの現場で最も多く耳にするのが、断り文句の数々。
「結構です」「今忙しいので」「担当者が不在で…」など、会話が始まる前に終わってしまうような言葉に心が折れそうになること、ありませんか?
でも、これらの“お断りワード”には、それぞれ背景があるんです。
今回は、私が実際に受けた断り文句をランキング形式で紹介し、その心理と“ちょっと先につながる”切り返し例をお伝えします。
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よく聞く断り文句ランキング TOP5
第1位:「結構です!」
王道中の王道。「お話を伺う気はありません」受付にぴしゃりと言われる。
切り返し例:

ただ、受付の人が変われば担当者に繋がるかもしれないので、期間をあけて再架電するのもありです。
第2位:「今、忙しいので…」
本当に忙しい方もいれば、「とりあえず断りたい」パターンも多いワード。
ここで引き下がらず、“次につなげるトーク”を意識しましょう。
切り返し例:

実際は、忙しい ➝ 来週 ➝ 再来週 ➝ 来月とフェードしながら、少しずつ距離を詰めてアポ化する戦略も有効です。
第3位:「担当者が不在です」
これは受付ブロックの鉄板フレーズ。
本当に不在なのか、取り次ぎたくないのかは分かりませんが、こちらも攻めどころはあります。
切り返し例:

この一言で、「確認します」と言ってもらえることも。
第4位:「上司に確認しないと分からないです」
こちらも曖昧なお断りワード。
責任を持ちたくない、判断を避けたいという心理が隠れていることが多いです。
切り返し例:

ここで無理に説得せず、「確認の機会を作る」姿勢がポイント。名前を聞く事が出来れば、再架電ができます。
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第5位:「資料だけ送ってください」
一見前向きに聞こえますが、"終わらせるための言い訳”として使われることも多いです。
でも、資料送付は“フック”にもなります。
切り返し例:

と、ZOOMアポに持って行きましょう。
相手の“本音”を見抜くコツ:すぐ諦めない、でも追い詰めない
テレアポでは、断り文句を額面通りに受け取りすぎるとチャンスを逃すこともあります。
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「忙しい」→ 本当に忙しいかもしれないが、後日ならいけるかも
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「結構です」→別の受付であれば、担当者に繋いでくれるかも
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「担当不在」→ 日を改めればアポが取れるかもしれないので再架電する
だからこそ、一度引いて再提案の姿勢が重要です。
まとめ:断り文句も“会話の始まり”になる
「もう少し早くこの切り返しを知っていれば…」
そんな風に感じることが何度もありました。
でも、こうした“お断りパターン”も、“断る理由”を丁寧に聞き返すことで、会話のきっかけに変えられることもあります。
断られた=終了、ではなく
断られた=今じゃない、のかもしれません。
あきらめず、でも押しすぎない。
その絶妙なバランスを掴むことが、テレアポの上達への近道です。
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